■セット概観
パーツ数は663。対象年齢は7-14歳。組み立て所要時間は1.5時間程度でした。箱裏表紙はギミックについて紹介されています。
箱の中にはたくさんのパーツが収まっていました。派手な色のパーツは少なく、茶色やタンなどの落ち着いた色合いのパーツが多いです。
■建物など
建物の全貌です。藁葺き屋根と思われる馬小屋と、風車小屋、荷馬車です。農村の穏やかな雰囲気が伝わるようです。
■馬小屋
メインの建物となる馬小屋です。1Fには大きな扉や馬の宿舎があり、2Fには餌や藁を保管しておく部屋があります。
屋根の上には風見鶏が。写真ではちょっとわかり辛いですが、メタリックな灰色パーツでできています。
風見鶏は回せるようになっていて、2Fから1Fに餌を下ろすウィンチが上下するようになっています。黄色のブロックを藁に見立てるのはレゴのセットでは定番ですね。
建物は真ん中で分割されていて、ヒンジで連結されています。
組み合わせると四角い建物にかわります。このあたりのギミックも定番ですね。
このバケツが1ポッチで本当にかわいらしいんですよ。ちびっこくて泣きそうになるぐらい。2個セットなのも仲良しさんには嬉しいです。
屋根は開くことができて中のメンテナンス性は高いです。メンテナンスするほど何もないですが。
■風車小屋
サブモデルの風車小屋です。風車の羽の部分に、単純なはしごパーツではなく微妙に斜めになっているパーツを使っているので、風車っぽい感じをうまく表現できていると思います。
屋根の部分はタンのプレートであっさりと表現。ヒンジを使ってるので開くことができて中を良く見ることができます。
風車の横軸の回転を、縦軸の回転に変えるギミックの部分です。十字のパーツを組み合わせて回転方向を変えています。角が丸いのでぬるぬると回転するのが気持ちいいです。
手前のハンドルで風車の羽を回すようになっています。縦軸の回転はそのまま小屋の下部にある、ひき臼に伝わります。ギアと丸テーブルを使ってそれっぽく見えるのがいいですね。
製粉した小麦粉を外に出すためのギミックもついています。建物外のハンドルを回すと受け皿が手前に倒れるようになっています。写真にはありませんが、製粉した粉の表現として白1ポッチ丸ブロックがついています。
■荷馬車やフィグ、動物たち
特別目新しいところはありませんが、馬ちゃんのプリントが若干田舎っぽいですかね。荷物としては金貨がつまってる樽があるのみ。ちょっとさびしいですね。
村の警備隊と住民たち。ゆるい感じの人たちです。
本セットの購入の決め手となった、ぶたちゃん、にわとりちゃん、やぎちゃんたち。にわとりちゃんとやぎちゃんはなんと個包装という高待遇振り。もったいなくて開けてません。
「風車村の攻防」という厳しい状況はあまり感じさせないほのぼのとしたセットです。かわいい動物ちゃんたちのおかげでしょうか。彼らのために買っても良いと思いますよ?
・#7189 レゴ キングダム 風車村の攻防
・LEGO 7189 キングダム/風車村の攻防
スポンサード リンク